蝶龍Ⅱ



しばらくして落ち着いた私は、李輝にまた大切な人を失うんじゃないかと言う不安があることや怖いことを話した





佳「梨羅はいつも私を助けてくれたの。辛い時や悲しい時はいつも傍にいてくれた…私にとって梨羅は唯一無二の親友だから。凄く怖いの…」



李「大丈夫だ。梨羅は絶対戻ってくる」




そう言って、また抱きしめてくれた李輝




その温もりが、不安をどんどん和らげてくれるような気がした





佳「私、信じてる。梨羅が必ず戻ってくるって」



私がそう言うと、李輝は笑ってくれた



李「あぁ、俺たちもみんな信じてる」




梨羅、みんな信じて待ってるから



早く目を覚まして…




【佳菜side END】





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