蝶龍Ⅱ




梨「ん…」



再び目を開けると、白い天井が目に入った


そして、微かに薬品の香りがする



私はすぐにここが病院であることが分かった



怜「…梨、羅?」



私の大好きな声のした方を見ると、信じられないとでもいうような顔をした怜斗と目があった



梨「怜斗、ただいま」



ガバッ



そう言って微笑むと、怜斗に強く抱き締められた




怜「梨羅っ!よかった、目が覚めて…」



梨「う゛怜斗ぐ、苦しぃ」



ヤバイ、窒息する~~



怜「あっ悪ぃ…つい嬉しくて」





< 171 / 232 >

この作品をシェア

pagetop