蝶龍Ⅱ
梨「ん…」
再び目を開けると、白い天井が目に入った
そして、微かに薬品の香りがする
私はすぐにここが病院であることが分かった
怜「…梨、羅?」
私の大好きな声のした方を見ると、信じられないとでもいうような顔をした怜斗と目があった
梨「怜斗、ただいま」
ガバッ
そう言って微笑むと、怜斗に強く抱き締められた
怜「梨羅っ!よかった、目が覚めて…」
梨「う゛怜斗ぐ、苦しぃ」
ヤバイ、窒息する~~
怜「あっ悪ぃ…つい嬉しくて」