蝶龍Ⅱ






そして…ーー



怜「梨羅、好きだッ・・・俺に一生お前を守らせてくれ」




一瞬耳を疑った


これは夢なんじゃないかとも思った



だけど、この抱きしめられている怜斗の温もりが、現実なんだと教えてくれた



怜「梨羅、返事は?」




怜斗が体を少し離し私の顔を覗き込んだ



たぶん今の私の顔は嬉し涙でグチャグチャだろう




でも、私は精一杯の笑顔で言った



梨「私も…私も怜斗が好きッ!!」





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