蝶龍Ⅱ




日「どうして先に行っちゃったの?」



目を潤ませながら言う日向。


か、かわいぃ…

くまの着ぐるみで可愛さ倍増だよ~



梨「ごめんね」


そう言うと、「僕もクレープ買って来る~」と言って、圭汰を引っ張って行った。




怜「あんまり俺達から離れんなよ」


怜斗が私の隣に腰を下ろした。

來は日向たちを迎えに行って、李輝は佳菜と話してる。


梨「私なら大丈夫だよ。黒蝶だしね♪」



怜「ばーか。お前が黒蝶でも心配なんだよ」


ドキッ



そんな優しい顏でそんな事言わないでよ。



私本当に怜斗の事が好きなんだな…



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