蝶龍Ⅱ


梨「何の用?」


怜斗たちに聞こえないようになるべく小声で話す。




柳『フッお前、今は金龍の姫なんだってな?いいのか?お前が一緒にいて』



ドクッ



梨「どういうこと?」



柳『お前のせいで朔磨が死んだ。お前が殺したんだ』



ドクッ



梨「やめろ!!違う、違う!ハァ、ハァ、ハァ」



突然大声を出したから、怜斗と來が心配そうに私を見る。



柳『違う?何が違うんだ』



梨「黙れッ!もう二度と電話してくるな!!」


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