蝶龍Ⅱ





【怜斗sied】



俺の目の前には、
スヤスヤ寝息をたてる梨羅。



さっき、梨羅が電話に出たと思えば
突然大声を出して過呼吸になった。



そこへちょうど帰ってきた日向に、
急いで佳菜を呼ぶように言った。



佳「嘘でしょ…。梨羅!落ち着いて。大丈夫だから。あれは梨羅のせいじゃない」



急いで来た佳菜がそう言って抱きしめると、

梨羅は気を失った。










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