蝶龍Ⅱ



私はゆっくり柳原に向かって足を進めた。




でも…-



朔「梨羅!お前はすぐ逃げろ」




朔にぃが止めたんだ。




梨「どうして?私が原因なんだから私が終わらせなきゃ!!」



そう叫んで柳原に向かって走った。



朔「梨羅、やめろ!!!」








この時、朔にぃは知ってたんだ…


柳原が“あれ”を持っていることを…




朔にぃの言う通りにしていれば


あんな事にはならなかったのかな?……



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