蝶龍Ⅱ
梨「ごめん朔にぃ…私のせいで、朔にぃが…」
私は涙を流しながら、血だらけの朔にぃの手を握った。
朔「梨、羅の…せいじゃ、ない。ゴホッ俺は梨羅を、守れ…てよ、かった。だから…自分を、責めるな…。俺の分まで…幸せに、な、れ」
そう言うと、朔にぃは目を閉じた。
梨「やだ、やだよ!朔にぃ!!目を開けて」
佳「朔にぃ!!」
いくらみんなが呼びかけても、朔にぃはもう二度と目を開けることはなかった…-
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