社長はメイド様!①
五年後の鮎沢美咲!
碓氷がイギリスに帰って五年が経った。
五年が経って碓氷のこともすっかり忘れていた。
あの日までは…
〜イギリス〜
空港で誰かを待っているイケメンがいる。
背が高くて、綺麗な黒髪、立っているだけで目立つこの男…
その男に見惚れている女の子たちがなんやら噂をしている
「ねーあの男かっこいくない?」
「っあ!あの人知ってる!去年のパリコレに出てたモデルさんて…」
「Withe rose の専属モデルの…」
「っあ!美咲!」
っと男は手を降る… その先には…
「相変わらずだね~ 義弟くん 目立つにもほどかあるだろ!」
「義姉さんこそ相変わらず美人ですね… いや義姉は気持ち悪いか~ 美咲ちゃん!♥」
「そっちの方が気持ち悪いわ!」
っとキレるこの美人こそあの鬼会長…
鮎沢美咲!!
高校時代の美咲とは、比べ物にならないくらいオシャレ!
茶色に染めた腰まで伸ばしたロングヘアーに10cmもあるハイヒール…
可愛くて高そうなピンクのミニなワンピース!
「ちょっとみさきち!!」
っと美咲の荷物を運ぶ葵"ちゃん"…ぃゃ"くん"…
「っあ、葵ちゃん…ごめんね… 私が運ぶから」
葵のもってる自分の荷物を取ろうとした美咲…
「っちょ、ダメ!!」