社長はメイド様!①
「では、私はこの辺で… 時間を取らせちゃてごめんね。」
「いいえ」
軽くお辞儀をした美咲と乃斗。
「っあ 美咲さん?」
「はい?」
「神崎家の当主は鮎沢美咲ぃゃ… "神崎"美咲さんに決まったんだって?」
「「?!」」
それを聞いていた碓氷と五十嵐は目を見開いた。
「まー。」
「White Roseは?」
「…」
White Roseは美咲が自分で建てたファッションブランド。
今では、White Rose は世界てき有名なファッションブランドになった。
「でも、自分で建てたファッションブランドを手放しはしません。」
「ならいい。
娘は美咲さんが作るドレスが大好きだ。その娘の期待を裏切らないでおくれ。」
デニスさんはそう言いその場をさった。
美咲は腰を落とし…
「だってよ!鮎沢会… いや… 社長。」
すると…美咲の瞳から一滴の涙…