Clumsiness+2+



トントン…

何?

階段登ってくる音…?


お母さんが上に来ることなんて合った?


毛布から出ずにじっと入ってくるのを待っていた。



―ガチャ…


人影が入ってきて、ベッドのそばにしゃがむ。

なにっなに…?



「…光梨、俺。」







息が止まるかと思った。

ううん、一瞬止まったかも。



会いたくなかったのに。
結局いつも現れる。

別れを告げに来たの?



東間くん…。








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