Clumsiness+2+



―――――――…
―――――
―――
――




「ふーん…なるほどねぇ。であんたは朝から他の東間ファンや学校を敵にまわして虐められるのが恐いわけだ。」


うぅ…っ


「おっしゃる通りです…。」



ちゃんと話したのに…!!
紗友紀がまだ恐いよー。



そんな顔してたら綺麗な顔が台無しなのに…。
いつもは優しくてお姉さんみたいなのに、怒ると…


「鬼婆じゃないわよ?」



ひぃっ…っ
なんで考えてることわかるの!?
えっえええエスパー!?


「光梨がわかりやすいだけよ。エスパーとかじゃないからね。」


そう――…
ホントは口に出していたのを気づかないのを良しとしてニヤリと心の中で笑った紗友紀であった。




< 13 / 146 >

この作品をシェア

pagetop