Clumsiness+2+
頑張れ、俺!!
…ちょっとくらいならいいよな?
ちょっとで終われ、俺。
バカだと思いつつ自分に言い聞かせ、光梨のおでこにキスを落とす。
「…もう離さねーから覚悟しろよ?」
起こさないように小さくささやく。
もう寝ないと明日…いや、今日の学校がやべーな。
…あ、制服ない。
仕方ない、寝るのは諦めて家に荷物取りに行くか。
「おやすみ…光梨。」
もう一度額に唇をあて、部屋を出た。