Clumsiness+2+




ガヤガヤうるさい校舎を駆け抜けて


教室の隣の更衣室にたどり着く。



そこには幸い誰もいなくて

部屋の隅で泣き崩れた。



ねぇ、これは何の涙?

何に対しての涙?

誰への涙?



もう わかんないよ…。






ただ泣いて
2つの針が重なる時間になった。






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