【完】君と流れ星を。
思ったより苦戦して、気がついた時には集合時間の15分前だった。
クリームコロッケがぐちゃぐちゃだけど、作り直してる時間はない!
……入れちゃおう!!
予想通り破裂したクリームコロッケを無理やりお弁当箱に詰め込んで、私は急いで正門を目指した。
「全員揃った?点呼しろよー」
「点呼が必要な人数じゃねーだろ」
いつもの先生と澤田くんのやりとりを聞きながら私はドキドキしていた。
みんなの私服姿を初めて見たからだ。
先生の白衣以外の姿が新鮮で、直視できずに視界の端で姿を追った。
「紗奈は荷物多いなぁ。っま、女の子だしな」
先生は勝手に納得して、私のバッグと紙袋を車に乗せる。
クリームコロッケがぐちゃぐちゃだけど、作り直してる時間はない!
……入れちゃおう!!
予想通り破裂したクリームコロッケを無理やりお弁当箱に詰め込んで、私は急いで正門を目指した。
「全員揃った?点呼しろよー」
「点呼が必要な人数じゃねーだろ」
いつもの先生と澤田くんのやりとりを聞きながら私はドキドキしていた。
みんなの私服姿を初めて見たからだ。
先生の白衣以外の姿が新鮮で、直視できずに視界の端で姿を追った。
「紗奈は荷物多いなぁ。っま、女の子だしな」
先生は勝手に納得して、私のバッグと紙袋を車に乗せる。