【完】君と流れ星を。
―
――
「おい」
「え?」
部活の時間、文化祭用のポスターを描きながら窓の外を眺めていたら、澤田くんが話しかけてきた。
こんなに近くに来るまで気付かなかったなんて、ちょっと恥ずかしい。
「またぼーっとしてる」
「……うん」
「プラネの原稿はできたのかよ?」
「海斗先輩のOKももらったし、原稿はできてるんだけど……」
「覚えられてない?」
私はうなずいた。
練習はしてるんだけど、どうしても先生との練習を思い出してしまって辛くて逃げ出してしまう。
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「おい」
「え?」
部活の時間、文化祭用のポスターを描きながら窓の外を眺めていたら、澤田くんが話しかけてきた。
こんなに近くに来るまで気付かなかったなんて、ちょっと恥ずかしい。
「またぼーっとしてる」
「……うん」
「プラネの原稿はできたのかよ?」
「海斗先輩のOKももらったし、原稿はできてるんだけど……」
「覚えられてない?」
私はうなずいた。
練習はしてるんだけど、どうしても先生との練習を思い出してしまって辛くて逃げ出してしまう。