【完】君と流れ星を。
キス……されちゃった。

びっくりして涙も止まっちゃった。


なんか他人事みたいで、実感がわかなかった。



澤田くんのことは好きだけど、友達の好きだし、私が好きなのはやっぱり先生で、


っていうか、澤田くんは私のこと好きなの?



予想しなかった展開に少し混乱しながら、私は何となく校舎の窓を眺めた。



1つの窓に明かりが灯る。


……あの部屋は化学準備室。



気がついた時には私は走り出していた。
< 331 / 497 >

この作品をシェア

pagetop