【完】君と流れ星を。

「……葉っぱ…ついてる」


髪に優しく触れた手。


「圭介と何やってたんだ?」


葉っぱを床に投げ捨てながら、私を見つめる目。


「プラネの練習です」


「それだけ?」


もしかして、さっきのキスを見られてた?


「……」


「それだけじゃなかったんだろ?」


先生に腕を掴まれたかと思うと、私の体はふわりと浮いて、

そして背中にソファの感触と、目の前には先生の顔、背景には天井があった。
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