【完】君と流れ星を。
数人の女の子がわいわいと出て行くのを掃除用具のロッカーに隠れてやり過ごす。


「何やってんだろ……」


「で、何やってんだ?」


「きゃ!!」


見慣れたいじわるな顔が目の前に現れて、私は一歩飛びのいた。

その反動で後ろに倒れそうになる。


「……!!」


い、いたっ………くない?


「ったく、お前は危なっかしいなぁ」


< 437 / 497 >

この作品をシェア

pagetop