【完】君と流れ星を。

「助けてもらった、お、れ、い」


うっ、先生、すっごいいじわるで、すっごい嬉しそうな顔してる……。

そして何を要求されてるのか、わかる。


だってほっぺたを私に向けて待ってるし!


「ここで?」


「うん」



……。




ちゅっ

何故か私は目を閉じて、息まで止めて、先生の頬に唇を寄せた。




……は、恥ずかしい……。死にそう……。
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