【完】君と流れ星を。
望遠鏡の向いている先にはひときわ明るい星。

あれが何ていう星か、なんて今まで考えたこともなかった。


「準備できたよ」


そう言われ、私はまた望遠鏡の前へ。


「わ、ちゃんと輪っかが見える!」


それは土星だった。


私のリアクションが面白いのか、先生はクスクス笑っている。


その後も、木星やら名前忘れちゃったけど色んな星を見せてくれた。
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