【完】君と流れ星を。
そんな緊張を抜けいつものドアの前に立つ。


「せんせ?」


足音を忍ばせて、ドアを開けるのもそぉーっと、先生を呼ぶ声も必要最低限。

だけど、


自分から呼び出しといていないのはどういうこと?!



私はため息をついて、いつも先生が仕事をしている机の前まで歩く。

暇だから、とりあえず机の上を点検してみる。




あーあー、もう、クリップ散らかってるし、ボールペンなんで3本も出しっぱなしなの……



そんな中私はあるものを見つけた。


これって、これって……
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