【完】君と流れ星を。
やきもち。
◇◇◇
月曜日、眠くてぼおっとした頭のまま、制服をハンガーから取る。
カチャ。
何か金属製のものが落ちた音。
ん?なんだろ。
拾い上げてみると、それはネクタイピンだった。
しかもそれは銀色に光って、細かい細工がしてある。
これは……私だって知ってる。
Sクラスの人だけのタイピン。
あ!きっとあの時、車にぶつかりそうになった時、先輩のネクタイから取れて、たまたま私の制服のポケットに入ったんだ。
……よしっ、先輩の教室まで届けにいこっと。
探してるかもしれないし。
月曜日、眠くてぼおっとした頭のまま、制服をハンガーから取る。
カチャ。
何か金属製のものが落ちた音。
ん?なんだろ。
拾い上げてみると、それはネクタイピンだった。
しかもそれは銀色に光って、細かい細工がしてある。
これは……私だって知ってる。
Sクラスの人だけのタイピン。
あ!きっとあの時、車にぶつかりそうになった時、先輩のネクタイから取れて、たまたま私の制服のポケットに入ったんだ。
……よしっ、先輩の教室まで届けにいこっと。
探してるかもしれないし。