社長!好きです!
それから

私と能成くんとその周りで何だか盛り上がって・・・


「ああ・・やばいよあれ。」


笑美花が由を見て言った。

ああ・・・ホント

由は完全に酔い潰れて

それをいいことに江戸川小百が


「副社長~、ダメですよォ~、

こんなとこで寝ちゃ~、

私送って行きましょうか~。」



とか言いながらベタベタしてる。



あんた副社長をお持ち帰りする気でしょ?


魂胆見え見え・・・




「イヤいいよ。僕が連れて帰るから。」


そこにいつの間にか、社長が立っていた。


「ほら、由、起きろ!
帰るぞ!」


社長が言うが起きる様子はない。



「和、起こしてやったら?」


笑美花がヒソヒソと私に言った。

たぶん私が呼べば起きると思ってる。


私もそんな気はする・・・

けど

いや・・・ムリでしょう?

社長の前だし・・・



「副社長~、

久利生さんが起きてくれなきゃ一緒に帰りませんよ~
って言ってますよ~。」


はあ?


つか・・・おい!

まて!

加崎!


「はい!
起きました!
和たん帰りましょう!」


起きたよ・・・


しかも『和たん』だし・・・



社長がまた・・・


すごい目でこっちを見た!。。。



加崎ィ~覚えてろっ!




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