社長!好きです!
魔法にかかった・・・だなんて

バカバカしい


社長の魂胆が分からない。



純粋に喜べない。


だって

まだ


気持ちは


私の一方通行だとしか思えないから。



「社長・・・」


私は社長がその言葉を


その一言を言ってくれるのを


待って



「なんだ?」



ジッと

目で訴えた



けど



「そんなに見つめられると

穴があくだろ?」



はい?

全然通じてないし・・・



私のこの真剣な眼差しも・・・ダメか




思いかけた


とき



えっ!?


私の真剣な眼差し・・・




一瞬にして




はい?



視界は


社長でいっぱいになった。



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