社長!好きです!
「さあ、久利生さん、そんなとこに突っ立ってないで・・・」
と壁下さん。
私をすでに座って待ってる社長の横の席に促し
「では、取り合えず
お二人のご婚約を祝してカンパーイ!」
いきなり乾杯!
隣の社長―――普通にグラスを掲げ『乾杯!』とか言ってる。
その横顔は
とってもニコやか?
ちょっと待って!
どうゆうこと?
「では、ここで来賓の副社長よりお祝いのお言葉を・・・」
は?
来賓が・・・副社長の由
・・・って、なんで由?
いや・・それどころじゃない!
「ま・・・待って!」
「どうかした、和ちゃん?」
壁下さんがマイク・・・カラオケ用のマイクを渡すと副社長の由がけげんな顔して私に言った。
他のみんなもどうしたの?って顔してる。
どうもこうもないでしょ?
「送別会じゃなかったの?」
「あ~、久利生さん、そのことは
司会進行の妨げとなりますので後ほど。」
とか言い出す壁下さん。
「司会進行の妨げって・・・
それどころじゃないわよ!」
ガタン!と立ち上がった拍子に倒れた丸イスを直しながら
「まあ、落ち着け。」
と平然と言う隣の社長。
『落ち着け』だとぉ?
どうなっちゃてるのよ今日は?
社長に『愛してる』って言わせる話はどうなったの?
婚約パーティー?
聞いてないってば!
と壁下さん。
私をすでに座って待ってる社長の横の席に促し
「では、取り合えず
お二人のご婚約を祝してカンパーイ!」
いきなり乾杯!
隣の社長―――普通にグラスを掲げ『乾杯!』とか言ってる。
その横顔は
とってもニコやか?
ちょっと待って!
どうゆうこと?
「では、ここで来賓の副社長よりお祝いのお言葉を・・・」
は?
来賓が・・・副社長の由
・・・って、なんで由?
いや・・それどころじゃない!
「ま・・・待って!」
「どうかした、和ちゃん?」
壁下さんがマイク・・・カラオケ用のマイクを渡すと副社長の由がけげんな顔して私に言った。
他のみんなもどうしたの?って顔してる。
どうもこうもないでしょ?
「送別会じゃなかったの?」
「あ~、久利生さん、そのことは
司会進行の妨げとなりますので後ほど。」
とか言い出す壁下さん。
「司会進行の妨げって・・・
それどころじゃないわよ!」
ガタン!と立ち上がった拍子に倒れた丸イスを直しながら
「まあ、落ち着け。」
と平然と言う隣の社長。
『落ち着け』だとぉ?
どうなっちゃてるのよ今日は?
社長に『愛してる』って言わせる話はどうなったの?
婚約パーティー?
聞いてないってば!