社長!好きです!

ま・・まさか


しゃ・・・社長!?




違う

違う

違うよ・・ね?



でも


よく見ると似てるような



そんな気が

そんな気がしてたところに



「あっ・・」


少女が私から視線を逸らし



私は

その視線の先


振り返る


とそこに・・・


「社長・・・」



まさか

まさか


『お父さん!』とか呼んじゃわない


よね?



私の着替えを持って2階から降りてきた社長は


「何やってるんだ?」

と私に問い



次に

その視線を



玄関先の少女に移し



「レナか?」


って


言った。



レナ・・

少女の名前



知ってるってことは・・・



うそでしょ!


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