パニック!!


 「ゆ、許してくださーい!」
土下座するいかにもガラの悪い男子生徒たちを見下ろして、
「わかったならよろしい。」
あたしはそう言って立ち去ろうとした。
…でも。
「(さすがは鬼姫だな)ぼそっ」
「おいっ!…NGワードっ!」
「あ。」
時すでに遅し。
「まぁ~だわっかんないかな~?」
あたしは笑顔(?)で振り向いた。

 「ひいぃぃぃぃぃぃぃ!!!」


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