ラブレター【短編】
「あ、あの…


ずっと…


ずっとあなたのことが


好きでした」


やっと言えた


そして私は


昨日の夜書いた


手紙を渡した


先輩の顔を


見ることが


できない私は


俯くことしか


できない


「別に付き合いたい


とかじゃないんです


ただ、私の気持ち


知ってくれた


だけでいいんです


ただ、先輩と


こうやって


いれただけで


いいんです


これで、吹っ切れました


これで


新しい恋にも


いけます


聞いてくれて


ありがとう


ございました」










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