ラブレター【短編】
あふれる涙は
とどまることを
知らない
玄関に
差し掛かった時
私の視界に
誰かの足が
映った
すると
きっとその主だろう
声が
聞こえた
「やっと、
きた」
この声
顔をあげなくても
誰かわかる
とどまることを
知らない
玄関に
差し掛かった時
私の視界に
誰かの足が
映った
すると
きっとその主だろう
声が
聞こえた
「やっと、
きた」
この声
顔をあげなくても
誰かわかる