☆ソラ☆
☆梅雨☆
連と席が近くなってから3週間が過ぎた。
授業によってはグループで勉強をすることがあるので席の近い4人1組を勝手に先生が作っていく。
私のグループは、葵、連、大倉君だった。
グループ学習もあり、私は連と仲良くなっていき、授業中もよく先生に怒られていた。
そして、私はだんだん連に惹かれていった。
そんなある日の休み時間に葵とトイレから教室に戻ってくると、数人のクラスの子が話しかけてきた。
「菜緒って浅月君と仲良いよね。」
「付き合っているの??」
『付き合ってないよ。席が近いから、よく話すだけだよ。』
「いいなぁ。浅月君ってサッカー部でしょう。部の中でも上手いほうらしいよ。浅月君を狙っている子とかいっぱいいるらしいし。」
「隣のクラスの何て名前の子だっけ??昨日、言っていた。」
「七森真由でしょう。休み時間のたびに友達連れてB組覗きに来てるじゃん!!」
「好きなのバレバレだよねぇ~!あっ、ほら来てる!!」
その子は、そう言うと教室のほうに指を差した。
私たちも指差したほうに目を向けると、キャーキャーと騒いでいる子が友達らしき子と一緒に連を見ていた。
授業によってはグループで勉強をすることがあるので席の近い4人1組を勝手に先生が作っていく。
私のグループは、葵、連、大倉君だった。
グループ学習もあり、私は連と仲良くなっていき、授業中もよく先生に怒られていた。
そして、私はだんだん連に惹かれていった。
そんなある日の休み時間に葵とトイレから教室に戻ってくると、数人のクラスの子が話しかけてきた。
「菜緒って浅月君と仲良いよね。」
「付き合っているの??」
『付き合ってないよ。席が近いから、よく話すだけだよ。』
「いいなぁ。浅月君ってサッカー部でしょう。部の中でも上手いほうらしいよ。浅月君を狙っている子とかいっぱいいるらしいし。」
「隣のクラスの何て名前の子だっけ??昨日、言っていた。」
「七森真由でしょう。休み時間のたびに友達連れてB組覗きに来てるじゃん!!」
「好きなのバレバレだよねぇ~!あっ、ほら来てる!!」
その子は、そう言うと教室のほうに指を差した。
私たちも指差したほうに目を向けると、キャーキャーと騒いでいる子が友達らしき子と一緒に連を見ていた。