☆ソラ☆
入学してから大輔と友達になり、中学生活に慣れてきたある日の休み時間。
ちょうど廊下に出ると、菜緒が廊下の窓から空を眺めていた。
そのときの菜緒の顔を見て、何故か俺は菜緒のことを空が好きなんだなぁと思った。
そして、菜緒は授業中も空を眺めていた。
俺が菜緒の隣の席になっても、ふっと菜緒を見ると外に目を向けて空を眺めていた。
放課後、サッカーの練習に行こうと教室を出たら、大輔が話しかけてきた。
「なぁ、連。もうすぐしたら俺たち卒業するんだぞ。」
『そうだな。でも、大輔とは同じ高校だし寂しくねぇな。』
俺はサッカーの推薦で、大輔は野球の推薦で同じ高校に受かった。
「俺は、そんな話をしてんじゃねぇよ。」
大輔の言いたいことはわかっていた。
「吉村とは、このままでいいのかよ。お前、まだ好きなんだろ??」
大輔は真っ直ぐ俺を見ていた。
俺ははっきりいって自分の気持ちがわからなかった。
ちょうど廊下に出ると、菜緒が廊下の窓から空を眺めていた。
そのときの菜緒の顔を見て、何故か俺は菜緒のことを空が好きなんだなぁと思った。
そして、菜緒は授業中も空を眺めていた。
俺が菜緒の隣の席になっても、ふっと菜緒を見ると外に目を向けて空を眺めていた。
放課後、サッカーの練習に行こうと教室を出たら、大輔が話しかけてきた。
「なぁ、連。もうすぐしたら俺たち卒業するんだぞ。」
『そうだな。でも、大輔とは同じ高校だし寂しくねぇな。』
俺はサッカーの推薦で、大輔は野球の推薦で同じ高校に受かった。
「俺は、そんな話をしてんじゃねぇよ。」
大輔の言いたいことはわかっていた。
「吉村とは、このままでいいのかよ。お前、まだ好きなんだろ??」
大輔は真っ直ぐ俺を見ていた。
俺ははっきりいって自分の気持ちがわからなかった。