☆ソラ☆
「おはよぉ~!!」
彩が手を振りながら私のほうへ自転車を漕いで来る。
『おはよっ!行こっか。』
「うん。」
私たちは何気ない会話をしながら学校へ向かった。
「菜緒、高校受かったんだって?おめでとう!!」
『ん?うん。ありがとう!!あとは、卒業を待つだけ。彩は推薦だっけ??』
「うん。今、発表待ち。明日、届くんだ…不安だよ…。」
『大丈夫でしょう!推薦で落ちる人いないって聞いたよ。』
「落ちるとか言わないでよ!!」
『ごめん。』
「それに、それはスポーツ推薦だよ。勉強の方はありえるんだよ…。」
『彩なら大丈夫だよ。先生のお墨付きだもん。それに、今さら言ったって無駄じゃん。もう試験は終わったんだから。それより、受かったらパァ~っと遊ぼうよ!!』
「…そうだね。うん、遊ぼう!!」
『そうそう、大倉君も推薦でしょう?スポーツ??』
「うん。違う学校だけどね。スポーツはもう結果来ているんだって。」
『他には?佐藤や近藤君…。』
「うん。試験会場にいた。あとはねぇ…乾さんや園田君、浅月君も…」
彩は急いで話を止めて、申し訳なさそうに私を見た。
そんな彩の顔を見て、私はできるだけ明るく話した。
『別に気にしてないよ。それに、そうすぐで卒業だし。』
「3年になっても一言も話してないの??」
『話したよ。連絡事項とか、そういう事は…。一言二言だけどね。同じクラスだもん話さないわけにはいかないよ。』
顔が引きつっている。自分でもわかっていた。
でも、彩は何も言わず、受験が受かったら映画に行こうよ!と言って話を変えてくれた。
彩が手を振りながら私のほうへ自転車を漕いで来る。
『おはよっ!行こっか。』
「うん。」
私たちは何気ない会話をしながら学校へ向かった。
「菜緒、高校受かったんだって?おめでとう!!」
『ん?うん。ありがとう!!あとは、卒業を待つだけ。彩は推薦だっけ??』
「うん。今、発表待ち。明日、届くんだ…不安だよ…。」
『大丈夫でしょう!推薦で落ちる人いないって聞いたよ。』
「落ちるとか言わないでよ!!」
『ごめん。』
「それに、それはスポーツ推薦だよ。勉強の方はありえるんだよ…。」
『彩なら大丈夫だよ。先生のお墨付きだもん。それに、今さら言ったって無駄じゃん。もう試験は終わったんだから。それより、受かったらパァ~っと遊ぼうよ!!』
「…そうだね。うん、遊ぼう!!」
『そうそう、大倉君も推薦でしょう?スポーツ??』
「うん。違う学校だけどね。スポーツはもう結果来ているんだって。」
『他には?佐藤や近藤君…。』
「うん。試験会場にいた。あとはねぇ…乾さんや園田君、浅月君も…」
彩は急いで話を止めて、申し訳なさそうに私を見た。
そんな彩の顔を見て、私はできるだけ明るく話した。
『別に気にしてないよ。それに、そうすぐで卒業だし。』
「3年になっても一言も話してないの??」
『話したよ。連絡事項とか、そういう事は…。一言二言だけどね。同じクラスだもん話さないわけにはいかないよ。』
顔が引きつっている。自分でもわかっていた。
でも、彩は何も言わず、受験が受かったら映画に行こうよ!と言って話を変えてくれた。