☆ソラ☆
第1章。
☆席替え☆
中学1年生。
吉村菜緒。
13歳。
1年B組。
今日から中学初めての授業が始まる。
「じゃぁね。」
彩と別れて、自分の教室に入る。
彩はD組。
D組は階が1つ上になるため、私は階段の角で彩と別れた。
私は窓際の1番後ろの自分の席に着き、1時間目の用意を始めた。
すると、突然後ろからキレイな声がした。
「吉村さんだよね?」
振り向くと、すらっとした背の高い美人の女の子が笑って立っていた。
『はい…。』
「私たちタメだよ。敬語はやめてよ。」
彼女は笑いながら、私の前の席に座った。
「私、桜木葵っていうんだ。西小学校から来たの。よろしくね。」
『私は吉村菜緒だよ。南小学校から来たの。菜緒って呼んで、よろしく。』
「私のことは、葵でいいよ。」
葵と私は気が合うのか、直ぐに仲良くなって小学校が一緒だと勘違いする人もいた。
吉村菜緒。
13歳。
1年B組。
今日から中学初めての授業が始まる。
「じゃぁね。」
彩と別れて、自分の教室に入る。
彩はD組。
D組は階が1つ上になるため、私は階段の角で彩と別れた。
私は窓際の1番後ろの自分の席に着き、1時間目の用意を始めた。
すると、突然後ろからキレイな声がした。
「吉村さんだよね?」
振り向くと、すらっとした背の高い美人の女の子が笑って立っていた。
『はい…。』
「私たちタメだよ。敬語はやめてよ。」
彼女は笑いながら、私の前の席に座った。
「私、桜木葵っていうんだ。西小学校から来たの。よろしくね。」
『私は吉村菜緒だよ。南小学校から来たの。菜緒って呼んで、よろしく。』
「私のことは、葵でいいよ。」
葵と私は気が合うのか、直ぐに仲良くなって小学校が一緒だと勘違いする人もいた。