☆ソラ☆
それから、あっという間に春休みになった。
私はもうすぐしたら2年生になる。
2年生になったらクラス替えもあり、連と会う機会も少なくなるかもしれない。
それから、新しい出会いもあるかもしれない…と思うことにした。
古臭い考えだけど、髪を切ってリセットすることにした。
「菜緒、知ってる??」
「へ?何が??」
今日は彩と2人で買い物に出かけている。
買い物といっても、この田舎町だと買い物する場所は限られている。
「帰ってくるらしいよ。」
「誰が??」
彩の言っていることがわからなく、眉間に皺を寄せながら聞き返した。
「屋島君。」
彩は目の前のハンバーガーを口に入れる前にしれっと言った。
「えっ!?遼、帰ってくるの??」
彩の言葉に驚き、私は口の中に入っていたポテトの欠片をこぼした。
「うん、そうらしいよ。」
彩は私のこぼした欠片をナプキンで拾いながら言った。
屋島遼。
前に話した、大倉君の親友でケンカに強く、スポーツもできる私が小学生のとき好きだった人。
その屋島遼が2年生から私たちと同じ中学に通うらしい。
私はもうすぐしたら2年生になる。
2年生になったらクラス替えもあり、連と会う機会も少なくなるかもしれない。
それから、新しい出会いもあるかもしれない…と思うことにした。
古臭い考えだけど、髪を切ってリセットすることにした。
「菜緒、知ってる??」
「へ?何が??」
今日は彩と2人で買い物に出かけている。
買い物といっても、この田舎町だと買い物する場所は限られている。
「帰ってくるらしいよ。」
「誰が??」
彩の言っていることがわからなく、眉間に皺を寄せながら聞き返した。
「屋島君。」
彩は目の前のハンバーガーを口に入れる前にしれっと言った。
「えっ!?遼、帰ってくるの??」
彩の言葉に驚き、私は口の中に入っていたポテトの欠片をこぼした。
「うん、そうらしいよ。」
彩は私のこぼした欠片をナプキンで拾いながら言った。
屋島遼。
前に話した、大倉君の親友でケンカに強く、スポーツもできる私が小学生のとき好きだった人。
その屋島遼が2年生から私たちと同じ中学に通うらしい。