☆ソラ☆
☆久しぶりの友☆
今日から2年生になる。
こんな日はドキドキし、友達と騒ぎながらクラス発表の掲示板を見に行くのだろうけど、私はそんな気持ちには慣れなかった。
足に鉛を付けているみたいに重くて、私は自転車置き場から動くことができなかった。
ピンク色の染まっている桜の木を見ると、もっと重くなってしまった。
そのとき、後ろから肩を叩かれた。
振り向くと、そこには葵が立っていた。
「おはよう。掲示板見に行く?見てこようか??」
葵の優しさは嬉しかった。
でも、甘えたらいけないと思った。
「行く。自分で見るよ。」
私は葵と一緒に一歩ずつ重い足を動かして行った。
掲示板には、私がA組の、葵はB組のところに名前があった。
そして、連はC組のところに名前があり、大倉君も一緒のC組だった。
「最悪。七森さんと同じだ…。」
葵は隣で嫌そうな顔をしながら呟くと「行こうか!!」と私に笑顔を向けた。
葵は真由のことを名字で呼ぶ。
葵は苦手な女子の名前は名字で呼ぶので、わかりやすく好き嫌いがはっきりしている。
そういうところに私は憧れていた。
2年の教室へ続く階段を上がる前に私は廊下の窓から外を見上げた。
空はキレイに晴れ渡っていて、私の気持ちを押した。
こんな日はドキドキし、友達と騒ぎながらクラス発表の掲示板を見に行くのだろうけど、私はそんな気持ちには慣れなかった。
足に鉛を付けているみたいに重くて、私は自転車置き場から動くことができなかった。
ピンク色の染まっている桜の木を見ると、もっと重くなってしまった。
そのとき、後ろから肩を叩かれた。
振り向くと、そこには葵が立っていた。
「おはよう。掲示板見に行く?見てこようか??」
葵の優しさは嬉しかった。
でも、甘えたらいけないと思った。
「行く。自分で見るよ。」
私は葵と一緒に一歩ずつ重い足を動かして行った。
掲示板には、私がA組の、葵はB組のところに名前があった。
そして、連はC組のところに名前があり、大倉君も一緒のC組だった。
「最悪。七森さんと同じだ…。」
葵は隣で嫌そうな顔をしながら呟くと「行こうか!!」と私に笑顔を向けた。
葵は真由のことを名字で呼ぶ。
葵は苦手な女子の名前は名字で呼ぶので、わかりやすく好き嫌いがはっきりしている。
そういうところに私は憧れていた。
2年の教室へ続く階段を上がる前に私は廊下の窓から外を見上げた。
空はキレイに晴れ渡っていて、私の気持ちを押した。