☆ソラ☆
以前とは違って、今日は屋上に呼び出されていた。
真由は以前と同じで、私の目を見て返事を待っている。
「…すきだよ、今も。私は連のことが今もすき。」
私は顔を上げると、今度は真由の目を見て言えた。
ずっと封印していた気持ちを開いた。
真由は私の言葉に驚き、私に聞いた。
「どうして?どうして、今頃そんなこと言うの?」
「今だから…。いろんな人に迷惑かけて、傷つけてきて、やっと気づいた。…今だから言えるの。」
「菜緒はずるいよ。自分の気持ちをずっと隠してきて、今さら…卒業前に本当のこと言うんだもん!!今まで隠してきたんなら、ずっと隠してたらよかったじゃん!!なのに…!!私はずっと連が好きだった。連が菜緒と付き合いだしても、別れても!!ずっと、ずっと好きだった!!」
真由は涙を流しながら私に訴えていた。
「菜緒より私のほうが連のこと好きだもん!!」
真由は顔をグシャグシャにして私に言った。
「菜緒はただ連の気持ちをもてあそんだだけだよ!!」
そういうと、真由は屋上から出ていった。
冷たい風が私に吹きつける。
真由が言っていることはわかる。
真由からしてみれば、『今さら??』と思っても仕方がない。
それに、私は連を傷つけた。
それは、これからも変わらない事実。
私は以前と同じように空を見上げた。
暮れかかっている空は寂しそうに広がっていた。
それと同じで、近くには一緒に空を見上げてくれる連の姿はいなかった。
連は、私と付き合って後悔しているのだろうか…?
真由は以前と同じで、私の目を見て返事を待っている。
「…すきだよ、今も。私は連のことが今もすき。」
私は顔を上げると、今度は真由の目を見て言えた。
ずっと封印していた気持ちを開いた。
真由は私の言葉に驚き、私に聞いた。
「どうして?どうして、今頃そんなこと言うの?」
「今だから…。いろんな人に迷惑かけて、傷つけてきて、やっと気づいた。…今だから言えるの。」
「菜緒はずるいよ。自分の気持ちをずっと隠してきて、今さら…卒業前に本当のこと言うんだもん!!今まで隠してきたんなら、ずっと隠してたらよかったじゃん!!なのに…!!私はずっと連が好きだった。連が菜緒と付き合いだしても、別れても!!ずっと、ずっと好きだった!!」
真由は涙を流しながら私に訴えていた。
「菜緒より私のほうが連のこと好きだもん!!」
真由は顔をグシャグシャにして私に言った。
「菜緒はただ連の気持ちをもてあそんだだけだよ!!」
そういうと、真由は屋上から出ていった。
冷たい風が私に吹きつける。
真由が言っていることはわかる。
真由からしてみれば、『今さら??』と思っても仕方がない。
それに、私は連を傷つけた。
それは、これからも変わらない事実。
私は以前と同じように空を見上げた。
暮れかかっている空は寂しそうに広がっていた。
それと同じで、近くには一緒に空を見上げてくれる連の姿はいなかった。
連は、私と付き合って後悔しているのだろうか…?