【完】夏休み最終日、図書館で会いましょう。

いつもの街の本屋さんについた。

あまり広くない本屋さんだったので、すぐに全体的に見終わった。



あれ?そういえば、あの人がいない。


今日は休みなのかな?



そう思って少年漫画のコーナーをみていると、


「あの、」


誰かに話しかけられた。

それは聞いたことがない声だった。



「薫さんですか?」


顔を見ても、全く見覚えがない。
ただ言えるのは、その人が本屋さんの店員だということだけだ。


なんで私の名前知ってるんだろう。

< 116 / 135 >

この作品をシェア

pagetop