【完】俺様男子に初恋しちゃったんです。






───次の日の朝。





「実音ーっ!起きなさーい!!」





お母さんが昨日と同じように私の体を揺さぶる。






「んー……っ…おはよー…お母さん。」






重たい体を起こしながらお母さんに挨拶する。






「今日、学校頑張ってね。さ、朝ごはん作ったから下りてきなさい。」






お母さんはそう言って、1階へ下りていった。





そうだ…今日は杉崎君に……






私は不安を抱えながら1階へ下りた。
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