見上げた空、願いを込めて


今日は、留美に振られた次の日の学校だ


正直学校なんかに来たくはなかった…



それに女とデート、そんな気分じゃない


それどころかどこの誰かも知らないようなやつ




だけど…


「いいよ」



そう答えてしまったのは、もう彼女でもない留美が、嫉妬でもしてはくれないかと言う思いから


なんて…



嫉妬、なんてするわけないだろうけど



わかれたんだし


向こうから、振ってきたんだし…




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