見上げた空、願いを込めて



その日の放課後



俺の周りの2人の女と、そして俺の悪友と共に俺は繁華街を歩いていた



女子2対男子2って合コンかよ…、と内心思いつつもそんなことはどうだっていい



今日は気晴らしがしたかった




「ねぇぇ、どこ行くぅ?」


猫なで声をどこかで聞きながら、その声の方向へ顔を向ける


すると俺の悪友 柊 祐斗 が口を開いた


「カラオケ行きてぇ!」



ムードメーカーでリーダーシップのある裕斗のおかげで毎回行き先がすぐに決る



誰も反対する人はいなくて、そのまま俺たちはカラオケへと向かった



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