君へ届け
からかわれて睨む絵瑠に、

「文句あるなら口で言えよ!その口、ただの飾りかよ?」


男子がえげつなく返す。



「ちょっと、やめなよっ。あんたたちサイテー!」


そんな時は女子が全力で絵瑠を守っていた。


微妙な年頃で、男子と女子が対立してた時期だったということも大きい。



でも、夏休み直前に事件が起きた。








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