文目剣術部【弐】
「久しぶり丁嵐」
「…何でお前がここにいるんだ?!」
「薊」と丁嵐は眉間にシワを寄せた
「知り合いって言う人が来たんですけど」と凪に言われた丁嵐は剣道場の裏に来ていた
「そんな怖い顔すんなよ…ま、お前をあんな目に合わせといてから言うのも何だけどな」
薊は笑みを見せた
「何しに来た?もう俺はお前と秋桐剣道部とは縁を切ったはずだ」
「お前の望み通り」と丁嵐は竹刀を薊に向けた
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