文目剣術部【弐】

向かった先はもちろんあいつのクラス

「薊ぃーーっ!!!!」

バンッと勢いよくドアを開けて入ってきた俺に周りは唖然としている

「何だよ丁嵐怖い顔して」

奥の席で薊はケラケラ笑いながら俺を見た

「腹立つ事でもあったのか?」

「腹立つのはてめぇなんだよ人殺し!!」

俺は薊に飛びかかった

「人殺し?!」と周りの奴らはざわざわと騒いでいた

だが俺は無視して薊を殴った

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