文目剣術部【弐】
「てめえのせいで高橋がどうなったか知ってんのかよ?!」
「いってぇな!!いきなり!つか、は?高橋?知る訳ねぇだろ?「自殺したんだぞ?!」
俺の叫び声に薊は一瞬驚いたみたいだがその後「あははっ!」と笑い始めた
「何で笑ってんだよ?!」
「丁嵐…自殺する奴ってのはさ弱いからなんだよ?それにあいつが自殺したからって何で俺が殴られなくちゃなんねんだ?」
「お前…本気で聞いてんのか?!薊が高橋を影で虐めてたせいだろ?!あいつ言ってたんだよ!もう無理だって!それを…」
「丁嵐虐めじゃねぇよ?鍛えてやってたんだって俺らは高橋を!それに死んじまったならどうだっていいだろ?所詮あいつはそこまでの奴だったって事だし」