文目剣術部【弐】

それが面白くなかったらしい薊はついに俺の家族に手を出した

薊はアパレル会社の社長の息子だったため父親の力を使って俺の家族に嫌がらせをするようになった

たまらず俺は薊に辞めるよう頼んだ

しかし薊は辞める事はしなかった

ついには俺の親父の病院を潰そうとまでしてきた

俺はついに薊に「何でもするからもう辞めてくれ!」

「辞めてやってもいいけど条件がある」

「条件?」

「お前が秋桐高校を出て行ったら辞めてやる」

それが条件だった

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