文目剣術部【弐】
「…ここは」
丁嵐は目を覚ました
「丁嵐先輩大丈夫ですか?!」
凪が丁嵐の顔を覗きこんで尋ねた
「凪?俺はいった「やっと目ぇ覚ましたか丁嵐!」
長水が「もう朝だぞ?」と付け足して言った
「は?!朝?!」と丁嵐は包帯だらけの体で起き上がろうとした
「あわわ、無理しちゃ駄目ですよ先輩!」
「ったくそんなになるまでやり返さないとかどんな神経してんだよお前さ」
と長水は呆れに似たような表情で苦笑いした