文目剣術部【弐】
「っとに馬鹿か?馬鹿なのか?!愛知まで行くなんて何かあったらどうするつもりだったんだよ?!」
放課後の部活最中この間の騒動について色々話した丁嵐は詠達に怒鳴っていた
「何にもなかったんだから大丈夫だって」
詠は頭をかきながら答えた
「大丈夫って…」と丁嵐は眉間にシワを寄せた
「あいつがあのまま黙って終わりにするとは思わない!俺だけならともかく薊は枳殻剣道部全員に仕返ししてくるぞ?!」
「仕返しねぇ」
長水が素振りしながら「いいんじゃね?」
「良いって長水お前「その時はその時だろ?真正面から受け取ってやるって言ってんの」
と長水は笑みを見せた