文目剣術部【弐】
「仲間の思いや傷を全て受け止めて一緒に進むのがうちの剣道部の唯一の繋がりでもあるからな」
「そういう事!」
何時の間にか高笠と笛吹が華宮と一緒に剣道場に現れた
「高笠先輩!笛吹先輩!」と長水が振り向いた
「よぉ!久々だな元気そうで良かったよ」と笛吹が長水達の方へ歩いて行った
「お!もしやこの1年坊主が例の凪君?へぇー綺麗な顔してんなぁ!」
「セクハラ!?」と凪は頬を普通に触ってくる笛吹を見て鳥肌が立った
「詠ずいぶんお前の剣道部は個性が強い奴が集まりに集まったもんだな?」
「どういう意味ですか高笠先輩…」