文目剣術部【弐】

「クソ姉貴覚えてろよ畜生!」

「何を覚えてろって?」

聞き覚えのある声に寒気がした詠は恐る恐る振り返った

「何でいんの?姉貴…」

「え?!詠の姉ちゃん?!」

長水が人形を握り締めたまま目を丸くした

「どもー!初めまして!皐月がいつもお世話になってます!」

「あ!初めまして」と詠以外の四人は挨拶した

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